目次
- 1 マッサンおすすめのキャットフードはこれだ!
- 2 キャットフード判定基準
- 3 キャットフード一覧
- 4 おすすめキャットフード ロニーキャットフード チキン RONNIE
- 5 おすすめキャットフード エリザベスキャットフード サーモン ELIZABETH
- 6 おすすめキャットフード ヤラー YARRAH
- 7 おすすめキャットフード オリジン ORIJIN
- 8 おすすめキャットフード ジウィピーク ZiwiPeak
- 9 おすすめキャットフード アートゥー AATU
- 10 おすすめキャットフード アニモンダ Animonda
- 11 おすすめキャットフード ラウズ RAWS
- 12 おすすめキャットフード フォルツァ10 エブリデイビオ
- 13 おすすめキャットフード ニュートロ ワイルドレシピ Nutro WILD RECIPE
- 14 おすすめキャットフード ユニチャーム オールウェル(AllWell)
- 15 おすすめキャットフード サンライズ パーフェクトワン THE PERFECT ONE
- 16 おすすめキャットフード ピュリナ プロプラン リブクリア
- 17 おすすめキャットフード ジャガー キャットフード JAGUAR
- 18 おすすめキャットフード カナガン
- 19 おすすめキャットフード シンプリー Symply
- 20 まとめ
マッサンおすすめのキャットフードはこれだ!
色々なキャットフード比較サイトがあってランキングを制作していますが、信用できますか?
正直なところ、信用できないものも多いとは思います。検索で上位のサイトで評価されているキャットフードも、悪いフードではないですが、それほどではないかな?と感じるフードも中にはあるという印象はあります。管理人の方の判定なのでなんとも言えません部分ではありますね。
アフィリエイトなどの事情もありますもんね…それではズバリ!マッサンおすすめのキャットフードを教えてください!
私のおすすめするキャットフードはいくつかありますが、ここでは健康な猫に与えるものとして紹介したいと思います。猫にも好き嫌いがありますし、グレインフリーのキャットフードであれば便の匂いがきつくなったりすることもあると思います。おすすめキャットフードとしての記事ですが、あくまで参考にしていただければと思います。
キャットフード判定基準
まずは判定基準を明確にしていきたいと思います。ドライキャットフードにはオーガニック、グレインフリー、原材料の種類、配合、栄養バランス、製造工程における添加物の使用など、それぞれのメーカーによって製品、また考え方が違ってきます。
多くのキャットフードを確認すると自ずと方向性や姿勢が見えてきますので、商品だけではなく、そうした姿勢も合わせて見ていくことが必要です。
オーガニック
厳密にはオーガニックでも傷物などはあるので分類はされますが、基本的にオーガニック食材には人用も動物用もなく共通です。オーガニック食材を食べている人は大多数ではないと思いますので、キャットフードにオーガニック食材を使用するということは、人よりもいいものを食べていると言っても過言ではないかと思います。
正直なところ、健康であればここまでする必要があるかというレベルですが、添加物や農薬アレルギーなどが見られる猫にはオーガニックしか選択肢がないということになってきますので、必ず必要なフードの種類のひとつであると言えます。
オーガニック食材は非常に高価
またオーガニック食材を育てるためには大変な手間をお金がかかります。このため原材料費用が大変高いです。また少量の仕入れではコストが高すぎてキャットフードにするには現実的ではないため、キャットフードとして販売できる価格を想定すると相当数を仕入れなければならず、オーガニックキャットフードの需要と供給のバランスを考えると、多数の顧客を持つ大きなメーカーでなければ製造が難しいという面もあります。
このためオーガニックという「食材自体」は最上級に値すると考えていいと思います。ただしオーガニックとして使用できる原材料の種類は非常に少なく限りがありますので、ある程度限定的な原材料になってしまうというデメリットがあります。
オーガニック食材の配合量を確認
オーガニックといってもほんの一部だけオーガニック食材を使っている場合でもオーガニックということができますので、オーガニック食材の配合量を確認してください。
グレインフリー
キャットフードの主流となりつつあるグレインフリー、穀物不使用です。猫は基本的に植物を消化できるような体の仕組みにはなっていません。このことからより動物性食品から栄養摂取を行い、穀物の使用を排除したキャットフードがグレインフリーです。
血糖値上昇の面などからもグレインフリーが加速
実際には穀物も消化吸収できる状態にしてキャットフードに使用されますが、猫にとって炭水化物が多いことは決して良いことではなく、穀物は高GI食材でもありますので、アメリカのGlycemic Research Institute®(グリセミック研究所)ではペットフードに穀物を使用しないことを公開しており、グレインフリーが加速しています。
穀物を使用しない分肉類を多く使用する傾向にありますので、価格はオーガニックに次いで高くなってきます。原材料の品質としてはグレインフリーを製造しているメーカーであれば、スーパーで買える人が食べる食材と違いないものを使用しているメーカーが主流であると思います。
原材料の種類、配合
当然ではありますが原材料の数が多くなるほどコストは高くなっていきます。多くの原材料を発注するので1つあたりの仕入れ量が減り、仕入れ費用も上がりますし、手間や管理コストも多くなります。
当然シンプルなレシピの方が安価になってきます。しかしシンプルだから悪いということではありません。アレルギーを持つ猫にとっては少ない原材料で作られたレシピの方が症状が出ない可能性が高まるからです。コスト減が目的ではなく、そうした目的を持ったシンプルレシピであれば評価できると思います。
製造工程における添加物の有無
このサイトでも何度も紹介していますが、添加物は安全であることが担保されている配合であるので問題はないと考えますが、気にされる方がいるというのは事実です。この点は一般的なフード選びでは気にする必要がないように思いますが、メーカーが特筆されているような場合はチェックしても良いと思います。
総合栄養食にする場合は栄養添加物はどのメーカーでも使用しています。
情報開示姿勢が整っているキャットフード
日本では意外と注目されないのがこの点です。
私は世界のペットフードを確認する中で「情報開示がないメーカーはそもそも選択肢に入らない」ということに気付きました。いいか悪いか自分の指針でも判断が付かないからです。
このためキャットフードそのものだけに関わらず、私は自分の経験から輸送方法や製造方法まで広範囲に渡って情報開示を行っています。
こうしたメーカーの姿勢も確認してみると良いと思います。
キャットフード一覧
大変多くのキャットフードがあります。紹介はあくまで一部であることがわかると思います。
今後は少しずつそれぞれの特徴なども紹介していきたいと思います。
あ | ・AATU ・アカナ ・アイムス ・アーガイルディッシュ ・アースボーン ・アズミラ ・アディクション ・アーテミス ・アーデングランジ ・アニモンダ ・アボダーム ・アルモネイチャー | い | ・イティ ・イートイート |
う | ・ウィッシュワイルド ・ヴェラス ・ウェルネスコア | え | ・ANF ・エデン ・エルモ |
お | ・オーブンベイクド ・オールウェル | か | ・カルカン |
き | ・キアオラ ・ギャザー ・キャスター&ポラックス ・キャットドゥ ・キャネットチップ ・銀のスプーン | く | ・クプレラ |
け | こ | ・GO! ・コストコ カークランド ・こだわりジロ吉ごはんだよ ・コンボ |
|
さ | し | ・C&R プレミアムキャット ・シーバ ・シシア ・ジャガー ・ジョセラ |
|
す | せ | ・セブンプレミアム | |
そ | た | ・たまのカリカリ ねこまんま | |
ち | つ | ||
て | ・デフ ・デボーテッド | と | ・日本のみのり ・ニャミー ・ニュートロナチュラルチョイス |
な | ・ナウフレッシュ ・ナチュラルバランス ・ナチュラリーフレッシュ | に | |
ぬ | ・バージェス ・ハッピーキャット ・ハロー | ね | ・ネイチャーズバラエティ インスティンクト ・ねこひかり |
の | は | ||
ひ | ・ピュアラックス ・ビューティプロ ・ピュリナワン ・ブラバンソンヌ ・ヒルズ サイエンスダイエット ・プロフェッショナル・バランス | ふ | ・ファインペッツ ・ファーストメイト ・ファームネイチャー ・ファルミナN$D ・フィッシュ4キャット ・フィーラインナチュラル ・フォルツァ10 ・フッセ ・フリスキー ・ブリスミックス ・プロステージ |
へ | ・ペットベーカリー | ほ | ・ボジータ ・ボッシュ ザナベレ+ ・ボナペティ ・ホリスティックレセピー |
ま | み | ・ミャウミャウ | |
む | め | ・メディファス ・メリック |
|
も | ・モンジ ・モンプチ | や | ・ヤングアゲイン |
ゆ | よ | ・吉岡キャットフード | |
ら | ・ラウズ | り | ・リリーズキッチン |
る | ・ルナ | れ | ・レガリエ |
ろ | ・ロイヤルカナン ・ロッキーマウンテン ・ロータス アダルト | わ | ・ワイソン ・ワイルドレシピ |
おすすめキャットフード
ロニーキャットフード チキン RONNIE
名称 | ロニーキャットフード |
内容量 | 1.8kg |
原産国 | ベルギー |
原材料 | 肉類(脱水鶏肉29%、鶏生肉20%、鶏たんぱく質9%、鶏脂8%)、エンドウ豆、ジャガイモ、亜麻仁、フレッシュサーモンオイル、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、チコリ、乾燥全卵、南極オキアミ、ビルベリー、カウベリー、ペパーミント、タピオカ、リンゴ、ヒヨコ豆、ニンジン、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン)、ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素、セレン)、モンモリロナイト、トマト、シナモン、ムラサキウマゴヤシ、ローズヒップ、カモミール、イラクサ、アニス、フェヌグリーク、マリーゴールド、ユッカシジゲラ、海藻、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、クランベリー、スピルリナ、パセリ、ナシ、ブルーベリー、マルベリー、オレンジ、サツマイモ |
成分分析値 | 粗タンパク質 36%、粗脂肪 20%、粗繊維 3%、粗灰分 8.5%、水分 9%、オメガ6脂肪酸 3.5%、オメガ3脂肪酸 0.6%、カルシウム 1.0%、リン 0.8%、マグネシウム 0.1%、ナトリウム 0.5% |
代謝エネルギー | 約410kcal/100g |
私のオリジナルキャットフード「ロニーキャットフード」です。詳しくは公式解説に書いていますが、猫の食育にこだわった内容になっています。
早速愛猫にあげていますが、とにかく食いつきが良くておやつみたいで楽しんで食べています!
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 87.8g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 48.7g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 7.13g | ||
粗灰分 | 20.73g | ||
水分 | 21.95g | ||
カルシウム | 2.51g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.24g | 0.2g | 0.1g |
リン | 2.04g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 8.53g | ||
オメガ3脂肪酸 | 1.46g | ||
ナトリウム | 1.21g | 0.5g | 0.5g |
栄養素量からみると全年齢対象に合わせてあり、ミネラルは必要最小限としていることがわかるかと思います。総合栄養食の全年齢対象の中でも猫下部尿路に配慮した設計となっています。タンパク質量も100gを超えるような量ではなく、グレインフリーとしてやや高め程度の設定です。オメガ3脂肪酸も1g以上を含んでおり、気になる成分バランスには気を使っています。
栄養プロファイルでそのフードがどんな特徴があるかを確認していくんですね!
AAFCOの栄養素量プロファイルはあくまで最低含有量を定めるものであって、ない項目もありますので、下回っていなければ問題はありませんが、こうした点から見るとその製品の特徴が掴みやすいかと思います。
大変良い評判も頂いていますので、もし興味を持って頂けるようでしたら、公式解説をご覧頂き、公式通販サイトよりご購入頂けましたら嬉しい限りです。ロニーキャットフードを宜しくお願いします。
おすすめキャットフード
エリザベスキャットフード サーモン ELIZABETH
名称 | エリザベスキャットフード |
内容量 | 1.8kg |
原産国 | ベルギー |
原材料 | 魚類41%(生サーモン16%、脱水サーモン12%、脱水ニシン12%、サーモンオイル1%)、肉類22.5%(脱水鶏肉15%、鶏脂6%、鶏タンパク質1.5%)、グリンピース、ジャガイモ、サツマイモ、チコリ、ビタミン類(A、E)、ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素)、モンモリロナイト、亜麻仁、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、南極オキアミ、リンゴ、ニンジン、アミノ酸類(タウリン)、ビルベリー、カウベリー、ペパーミント、タピオカ、ヒヨコ豆、トマト、シナモン、ムラサキウマゴヤシ、ローズヒップ、カモミール、イラクサ、アニス、フェヌグリーク、マリーゴールド、ユッカシジゲラ、海藻、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、L-カルニチン、クランベリー、スピルリナ、パセリ、ナシ、ブルーベリー、マルベリー、オレンジ |
成分分析値 | 粗タンパク質 36%、粗脂肪 16%、粗繊維 4%、粗灰分 8.5%、水分 9%、オメガ6脂肪酸 3.4%、オメガ3脂肪酸 0.7%、カルシウム 1.0%、リン 0.9%、マグネシウム 0.1%、ナトリウム 0.6% |
代謝エネルギー | 約381kcal/100g |
エリザベスキャットフード サーモンです。ロニーに魚を足したようなよりリッチなレシピとなりました。ひとつ先の贅沢。をキャットコピーとし、求められるキャットフードがテーマとなっている魚のキャットフードです。
これもマッサンのこだわりが詰め込まれているんですね。ロニーに続いてエリザベスキャットフードのパッケージもとても可愛いです!
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 94.4g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 41.9g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 10.49g | ||
粗灰分 | 22.30g | ||
水分 | 23.62g | ||
カルシウム | 2.62g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.26g | 0.2g | 0.1g |
リン | 2.36g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 8.92g | ||
オメガ3脂肪酸 | 1.83g | ||
ナトリウム | 1.57g | 0.5g | 0.5g |
栄養素量からみるとロニーと比較すると低カロリーですが、栄養素量は比較的パワフルに設計されています。例えば少し太ってきて給与量を抑え、カロリー制限を行っても栄養素はしっかり摂取できる設計です。
カロリーだけで計算すると低カロリーのものは多く与えるコトになりますが、すると栄養素量も多く与えることになりますので、キャットフードの性格を把握して与えるとより猫の好みや状態に合わせた選択ができるようになるかと思います。
こちらも公式解説がありますので是非ご覧下さい。
おすすめキャットフード
ヤラー YARRAH
名称 | ヤラーグレインフリー |
内容量 | 800g、2.4kg |
原産国 | オランダ |
原材料 | 鶏肉、グリーンピース、イエローピース、タピオカ、鶏脂、ひまわりの種皮、ニシン、イースト、海藻、イラクサ*、タウリン、ビタミン類(VA、VB12、VB3、ビオチン、パントテン酸、 塩化コリン、VK、VB6、VB1、VD3、VB2、葉酸)、ミネラル類(炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、酸化マンガン、硫酸銅、ヨウ化カルシウム、亜セレン酸Na )、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ビタミンE) |
成分分析値 | 粗タンパク質 32%、粗脂肪 13.5%、粗繊維 5%、粗灰分 8%、水分 8%、炭水化物 33.5%、カルシウム 1.70%、リン 1.10%、ナトリウム 0.40%、マグネシウム 0.15%、ビタミンA 15,200 IU/kg、ビタミンD 31,130 IU/kg、ビタミンE 175 mg/kg、タウリン 510 mg/kg |
代謝エネルギー | 約344kcal/100g |
ヤラーもおすすめのキャットフードです。ヤラーはオーガニックペットフードの先駆者といえます。その徹底ぶりもとても評価、評判が高いメーカーです。多くのオーガニック認証を取っているので、ヤラーが公言しているだけではない確かさがあります。
ヨーロッパのオーガニック市場では一番のシェアを獲得しています。徹底した原材料管理で薬剤不使用、鶏は飼料までオーガニックのものを与え、活動面積も広くストレスをかけずに育てた鶏を使用します。
人間でも徹底したオーガニックはなかなかないですよね!
動物は体が小さいこともあり、原材料の残留薬物などが原因でアトピーが出たりととても敏感です。何をしても治らなかった皮膚病や、抜け毛がオーガニックにしただけで改善されたという話もあります。このようにオーガニックペットフードにはオーガニックペットフードにしかない利点があります。
薬でも何をしても治らないものが食事で改善されることがあるんですね。食事が以下に大切かを考えさせられますね。
原材料がもう少し豊かな材料だといいのにと思うところはありますが、おそらくオーガニックで十分な量が手に入る原材料を選んでいるのでしょう。
そしてヤラーで一番気になるのはこれまた価格が高いことです。例えばグレインフリーの場合790gで3,700円(実売価格)です。1kg換算で4,683円、1.5kg換算で7,025円です。
しかしそれに見合った輸送方法、原材料、製造工程と徹底していて、納得させられる内容ですので、「オーガニック」にこだわるのであればヤラーでしょう。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 83.09g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 37.24g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 8.59g | ||
粗灰分 | 22.92g | ||
水分 | 22.92g | ||
カルシウム | 4.58g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.40g | 0.2g | 0.1g |
リン | 3.15g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 未記載 | ||
オメガ3脂肪酸 | 未記載 | ||
ナトリウム | 1.28g | 0.5g | 0.5g |
栄養素量からみるとカルシウムなどミネラルが豊富ですので、猫下部尿路の状態が気になっている方は他のキャットフードも対象になってくるかもしれません。
脂肪は抑えめの設計で、タンパク質は平均程度でなのでややヘルシーといったところでしょうか。
おすすめキャットフード
オリジン ORIJIN
名称 | オリジン キャット&キトゥン |
内容量 | 340g、1.8kg、5.45kg |
原産国 | カナダ |
原材料 | 新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮イエローテイルカレイ、新鮮全卵、新鮮丸ごと大西洋サバ、新鮮鶏レバー、新鮮七面鳥レバー、新鮮丸ごと大西洋ニシン、新鮮鶏心臓、新鮮七面鳥心臓、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレート丸ごとサバ、ディハイドレート鶏レバー、ディハイドレート七面鳥レバー、丸ごとグリーンピース、丸ごとシロインゲン豆、赤レンズ豆、新鮮チキンネック、新鮮鶏腎臓、鶏肉脂肪、ピント豆、ヒヨコ豆、グリーンレンズ豆天然鶏肉風味、レンズ豆繊維、ニシン油、粉砕鶏骨、鶏軟骨、七面鳥軟骨、ドライケルプ、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮コラードグリーン、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと梨、カボチャの種、ヒマワリの種、塩化コリン、亜鉛タンパク化合物、銅タンパク化合物、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、チコリー根、ターメリック、サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物 |
成分分析値 | 粗たんぱく質(以上)40%、粗脂肪(以上)20%、粗繊維(以下)3%、水分(以下)10%、カルシウム(以上)1.2%、リン(以上)1%、マグネシウム(以上)0.1%、タウリン(以上)0.2%、オメガ6脂肪酸(以上)3.5%、オメガ3脂肪酸(以上)0.8%、DHA(以上)0.2%、EPA(以上)0.2% |
代謝エネルギー | 約406kcal/100g |
オリジンは世界的にも評価を得ているトップクラスのペットフードメーカーです。カナダとアメリカに自社工場を持ち、シリーズによって作り分けられています。社員は600人ほど、年商220億円で世界でみても中堅ペットフードメーカーに入ってきます。
敏感な方はインターネットや専門店などで購入しているかと思います。一般の方が目にする店頭での販売はまだまだかもしれませんね。でも評判もよく、その実力は折り紙付きでおすすめですよ。
オリジンがプレミアムペットフードを牽引し、追い付け追い越せといったムーブメントが起きているようにも感じます。なかでも最もベーシックなキャット&キトゥンの評価は高く、原材料の配分もまるで人が食べる食事のようです。価格がやや高いですが、そこに納得できれば非常にいい選択肢になるかと思います。
全年齢対象としてはミネラルも控えめです。タンパク質含有量が多いのでパワフルなキャットフードと言えそうですね。
ペットフードオブザイヤーの受賞も評価を高めているように思います。
ペットフードオブザイヤーはGIに関する研究所のGlycemic Research Instituteが行っているペットフードの検査です。私も直接選考基準なども聞いてみたところ、高品質なペットフードでありながら低GIであることが基準に盛り込まれています。独自性の高い賞だと思いますが、オリジンは複数のペットフードの中でもいい評価を得ているようですね。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 98.52g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 49.26g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 7.38g | ||
粗灰分 | 未記載 | ||
水分 | 24.63g | ||
カルシウム | 2.95g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.24g | 0.2g | 0.1g |
リン | 2.46g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 8.62g | ||
オメガ3脂肪酸 | 1.97g | ||
ナトリウム | 未記載 | 0.5g | 0.5g |
栄養素量からみるとタンパク質は多め、脂肪もやや多めですね。ミネラルも抑えめの設計になっていてロニーに似た設計です。
オメガ3脂肪酸量が多い点も良いですが、バランスのためにオメガ6脂肪酸も多くなっていますので、このあたりは体質に応じてといったところになるかと思います。
おすすめキャットフード
ジウィピーク ZiwiPeak
名称 | ジウィピーク ビーフ |
内容量 | 400g、1kg |
原産国 | ニュージーランド |
原材料 | 生肉・内臓・魚介類96%(ビーフ生肉、ビーフハート生肉、ビーフキドニー生肉、ビーフトライプ生肉、ビーフレバー生肉、ビーフラング生肉、ニュージーランド緑イ貝、ビーフボーン)レシチン、イヌリン(チコリ由来)、乾燥海草、ミネラル類(リン酸二カリウム、硫酸マグネシウム、亜鉛アミノ酸複合体、銅アミノ酸複合体、鉄アミノ酸複合体、マンガンアミノ酸複合体、亜セレン酸ナトリウム) 海塩、酸化防止剤(クエン酸、天然ミックストコフェロール/ビタミンE)、ビタミン類(塩化コリン、チアミン硝酸塩、塩酸ピリドキシン、葉酸、D3)、DLメチオニン、タウリン |
成分分析値 | 粗タンパク質 38.0%以上、粗脂肪 30.0%以上、粗繊維 2.0%以下、水分 14.0%以下、灰 12.0%以下、コンドロイチン硫酸 1300mg/kg以上 |
代謝エネルギー | 約550kcal/100g |
ジウィピークはおすすめできます。ただ高価です。
400gで約3,000円位でしょうか。NZグラスフェッドビーフを例にすると、ビーフ生肉で58%以上、ビーフレバー、ビーフラング、ビーフトライプで32%以上合わせてこれだけで90%を占め、たんぱく質が38%、脂肪が35%以上と高エネルギーです。
ジウィピークはもうほとんどお肉と言っていい位の製品ですね!
ここまでくるとほぼビーフを与えているようなキャットフードですね。プレミアムキャットフード相場は1.5kg~2kgで3~4,000円位ですが、ジウィピークは超高額で2kgで15,000円程度してしまいます。ただ実物もジャーキーのようなものですし、実際にビーフだけあげていたらこの位かかってしまうかもしれませんね。
ZiwiPeakはどんな会社なんですか?
全てニュージーランドの食材を使ったニュージーランドのメーカーです。ヒュージーランドの北東にあるマウント・マウンガヌイの美しい海岸沿いの小さな町に工場があります。のんびりとしていて町自体もおすすめできますよ。
食材はニュージーランドの南極海で取れたものや連携の取れている農家から仕入れた材料でヒューマングレードのものだけを使っています。ニュージーランドは狂牛病などの心配もありません。ニュージーランドの大自然を感じられる本格的なキャットフードです。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal ※公式のDry Matter Basis参考 | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 86.90g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 69.09g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 2g | ||
粗灰分 | 21.81g | ||
水分 | 14.54g | ||
カルシウム | 5.09g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.25g | 0.2g | 0.1g |
リン | 3.41g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 未記載 | ||
オメガ3脂肪酸 | 未記載 | ||
ナトリウム | 1.56g | 0.5g | 0.5g |
栄養素量からみると1000kcal換算ですとそれほど高タンパクという訳ではありませんが、脂質は多めでカルシウム含有量も高いのでおやつ的に与えるのが良いかもしれませんね。
おすすめキャットフード
アートゥー AATU
名称 | AATU チキン |
内容量 | 200g、1kg、3kg |
原産国 | イギリス |
原材料 | 85% 鶏肉(44% 鶏生肉(骨抜き)、41% 乾燥チキン)、サツマイモ、ヒヨコマメ、サーモンオイル、エンドウ、ルーサン、タピオカ、リンゴ、クランベリー、ナシ、ブルーベリー、マルベリー、オレンジ、ビルベリー、コケモモ、ニンジン、トマト、チコリ、ペパーミント、パセリ、シナモン、マリゴールド、セイヨウイラクサ、カモミール、ローズヒップ、ユッカ、スピルリナ、海藻、アニス果、フェヌグリーク、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、酸化防止剤(ミックストコフェロール) |
成分分析値 | 粗タンパク質 34%、粗脂肪 18%、粗灰分8.5%、粗繊維 3.5%、水分 8%、オメガ6 3.9%、オメガ3 1.2% |
代謝エネルギー | 約370kcal/100g |
私がおすすめするキャットフードのひとつがイギリスのAATU(アートゥー)です。以前から日本代理店があり輸入されていました。
マッサンがイギリスに行った時に話してきたというキャットフードですね!
帰国後少し話した後にしばらくお話しをしていませんが(笑)先日のインターペットでも大きなブースを出してアピールしていました。
イギリスではホームセンターなどでも販売されているほどメジャーなキャットフードで、その原材料からもわかる通り非常にプレムアムで高価格帯のキャットフードです。
マッサンのAATUおすすめポイントはどこですか?
AATUのおすすめは原材料の配合につきます。32種類のフルーツやハーブを用いて、肉類も十分な量が配合されていますね。
気になる点はありますか?
まずは情報開示姿勢があまり見られない点でしょうか。海外では一定の評価を得ているのですが、国内では正規販売代理店がどこかわかりにくいことと、AATUのホームページの更新も滞っているようです。
このためなかなか評判も聞こえてきづらいのですが、私が紹介したのでAATUを試してみたという方からお声をいただくことなどはありますね。
私は海外での販売状況や評判などを知っているのでいいのですが、国内の情報開示状況ではどういうスタンスなのか知るのは難しいかもしれません。
次に価格が高い点ですね。店頭での経験からは日本の一般的な家庭が愛猫に与え続けるには手を伸ばしにくい価格だと感じます。1kgで約3,600円なので1.5kg換算だと5,400円になります。3kgパックはやや割安になっていますが、それでも7,020円と高額です。
高いですね!うちでは3kgだと開封して2ヶ月位かかってしまうので1kgを買っていくことになりそうです。
因みにチキンでは434kcal/100gで非常に高カロリーに見えますが、3kgの猫換算だと195.3kcalなので給与量を守っていればカロリーに問題はありません。
輸送方法まで把握できていませんが、猫らしいしなやかな体作りを考えた時に選択肢になってくるおすすめのキャットフードではないかと思います。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 91.89g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 48.64g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 9.45g | ||
粗灰分 | 22.97g | ||
水分 | 21.62g | ||
カルシウム | 未記載 | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 未記載 | 0.2g | 0.1g |
リン | 未記載 | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 10.54g | ||
オメガ3脂肪酸 | 3.24g | ||
ナトリウム | 未記載 | 0.5g | 0.5g |
栄養素量をみると一番の特徴はオメガ6、3脂肪酸がそれぞれ多く配合されていることがわかります。他のキャットフードと比べても一段多い設計ですのでこのあたりがどうかといったところがひとつ。
国内情報ではミネラル量が非開示である点が選択には悩んでしまうかもしれません。
おすすめキャットフード
アニモンダ Animonda
名称 | アニモンダ フォムファインステン デラックス アダルト |
内容量 | 250g |
原産国 | ドイツ |
原材料 | 鳥肉粉(低灰)、ライス、コーン、鳥脂肪、コーンタンパク、牛脂肪、サーモンオイル、鳥レバー、ビートパルプ、加水分解鳥タンパク、イースト、乾燥全卵、オート麦繊維、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、チコリ繊維、ユッカシジゲラ |
成分分析値 | タンパク質 30%、脂肪18%、粗繊維 2.1%、粗灰分 6%、水分 8%、カルシウム 0.9%、リン 0.7%、マグネシウム 0.08%、オメガ6脂肪酸 3%、オメガ3脂肪酸 0.35%、タウリン 2.4g/kg |
代謝エネルギー | 約397kcal/100g |
プレミアムキャットフードで検索していればみかける日本で高評価のアニモンダです。
アニモンダは調べてたら出てきました!色んなページを見ていたんですが、誰かしらがおすすめしていて、プレミアムキャットフードを探している人には評判がいいみたいなので気になってました。
気をつけなくてはいけない点として、日本では総合栄養食を与える習慣があります。ドイツなどヨーロッパでは必ずしも総合栄養食でなくてもよいという考え方もあり、アニモンダも総合栄養食をとはうたっていません。公式でもウェットフードや他のものと合わせて与えるものと考えているとアナウンスされています。
ただフォムファインステン・デラックスドライ、ラフィーネクロスドライなど「それだけで猫に必要な栄養を十分に摂取できる」と明記されていますし、「おやつ以外は全て1種類だけ食べていても問題なく生きていける」と解説されていますので、ドライだけでも栄養的には問題がないようです。「総合栄養食なのですが、アニモンダの考えでは総合栄養食という言葉は使わない」という頑固な考え方というのが正解だと思います(笑)。
総合栄養食と直接的な表現はしないんですね。ウェットフードと合わせてあげるとなると、ウェットフードは頻繁にはあげないし、栄養を毎日考えるのは大変だから多少敬遠しちゃうかも。
シリアルの配合がありグレインフリーではありませんが、フード自体は安心して与えられるもののひとつです。猫に色々あげたいという方の選択肢としてはいいと思います。
というのも工場は自社工場で製造・管理しており、安全レベルも非常に高いといえます。他社製品のOEMを行っている実力派のメーカーです。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 74.44g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 44.66g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 5.21g | ||
粗灰分 | 14.88g | ||
水分 | 19.85g | ||
カルシウム | 2.23g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.19g | 0.2g | 0.1g |
リン | 1.73g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 7.44g | ||
オメガ3脂肪酸 | 0.86g | ||
ナトリウム | 未掲載 | 0.5g | 0.5g |
栄養素量から確認すると全年齢対象ではなく、成猫用となっていることがわかります。全体的にサラッとしたキャットフードであることが伺えます。
おすすめキャットフード
ラウズ RAWS
名称 | ラウズ ターキー&チキン |
内容量 | 790g |
原産国 | アメリカ |
原材料 | ディハイドレイテッドチキン、ディハイドレイテッド骨抜きチキン、チキン、ターキー、チキンレバー、ターキーレバー、ターキー・ハーツ、ピースターチ、タピオカスターチ、乾燥エンドウ、乾燥卵、フラックスシード、天然鶏香料、乾燥トマトポマス、食塩、塩化コリン、塩化カリウム、ビタミン類 (ビタミンE、ナイアシン、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンA、チアミン、ピリドキシン、リボフラミン、ビタミンD3、ビオチン、ビタミンB12、葉酸)、ミネラル類(硫酸鉄、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、酸化マンガン、硫酸銅、鉄アミノ酸キレート、マンガンアミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、銅アミノ酸キレート、亜セレン酸ナトリウム、炭酸コバルト、エチレンジアミンヨウ化二水酸塩)、ミックストコフェロール、タウリン、クエン酸、ローズマリー |
成分分析値 | タンパク質40%以上、脂肪12%以上、繊維4%以下、水分10%以下、カルシウム1.50%以下、リン1.00%以下、ビタミンE100 IU/kg以上、タウリン1500mg/kg以上、オメガ-6脂肪酸2.50%以上、オメガ-3脂肪酸0.80%以上、海塩00.2940%、塩化コリン00.1470%、塩化カリウム00.1470%、マグネシウム0.12%以下 |
代謝エネルギー | 約371kcal/100g |
少し変わった製法のアメリカのラウズです。このキャットフードはなんと乾燥肉を使わないで新鮮な肉のみで製造することを掲げたキャットフードです。
全ての乾燥肉を新鮮肉にすることはできませんでしたよね?
現在の技術では新鮮な肉を配合できる量はある程度制限されているので、その代わりに脱水肉を使っています。乾燥肉は150℃以上の高温で処理し、粉状にしていますが、脱水肉は75℃で25分間熱し、自然の状態を保ったまま脱水した肉のことです。
脱水肉にするメリットは?
脱水肉は75℃と比較的低温で短時間で処理することで肉の栄養素の破壊を最低限にとどめながら脱水します。これによって生肉の3倍に濃縮されたタンパク質を含む脱水肉ができあがります。しかも乾燥肉に比べてタンパク質効率化は倍近くになります。タンパク質効率化とは、タンパク質1gあたり何g体重が増加したかを表す指標です。つまり乾燥肉に比べ、脱水肉の炭水化物が倍近く高効率なタンパク質であることがわかります。
これだけ聞くと凄くいいキャットフードですが気になる点はありませんか?
特にはありませんが、原材料の生産地も全て公開し、中国産の原材料も使ってないので非常に安心感が高いのですが、公開されている成分表の情報が少ない点がやや懸念点です。何も問題はないとは思います。総じてとてもいいキャットフードではないかと思います。
※株式会社アクティブペットケアから株式会社アクティブビューティーラボと社名が変更され、現在はAmazonや楽天では販売していないようです。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 107.81g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 32.34g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 10.78g | ||
粗灰分 | 未掲載 | ||
水分 | 26.95g | ||
カルシウム | 4.04g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.32g | 0.2g | 0.1g |
リン | 2.69g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 6.73g | ||
オメガ3脂肪酸 | 2.15 | ||
ナトリウム | 未掲載 | 0.5g | 0.5g |
栄養素量をみるとラウズは100g/1000kcalを超えてきますので高タンパク質であることがわかります。それにしては脂肪が少なく、高タンパク低脂肪というまるでプロテインのような仕上がりです。
若干プロテインが多いところも体作りを意識してでしょうか。しいかりした体が出来上がりそうな配合になっていると言えます。
おすすめキャットフード
フォルツァ10 エブリデイビオ
名称 | フォルツァ10 エブリデイビオ |
内容量 | 1.5kg |
原産国 | イタリア |
原材料 | 有機鶏タンパク、有機そら豆、有機スイートコーン、有機小麦、有機ヒマワリ油、有機鶏脂肪、有機海藻(アスコフィラム結節)、酵母、ミネラル類(炭酸カルシウム、リン酸塩、硫酸鉄、酸化亜鉛、硫酸銅、マンガン酸化物、ヨウ素酸カルシウム、炭酸コバルト、セレン酸ナトリウム)、有機鶏、タウリン、天然ビタミン(E、PP、A、ビオチン、B 12、パントテン酸、B2、B6、葉酸、B1、D3)、天然トコフェロール、ローズマリー |
成分分析値 | 粗タンパク質 27.6%、粗脂肪 16.7%、粗繊維 4.1% |
代謝エネルギー | 約368kcal/100g |
イタリアのフォルツァ10。その中でもエブリデイビオはオーガニックキャットフードです。私の知っている動物病院にも置かれていたのを確認しています。
国際機関で認定されているオーガニックキャットフードですので、原材料や製造方法は第三者機関が入ることにより、安心感があります。肉や魚など全ての原料でオーガニックが徹底されています。
エブリデイビオを例にあげますと、第一原料は有機トウモロコシです。第二原料として有機鶏(26%)となっており、グレンフリーではありません。また、使用されている原材料の種類がとても少なく、とうもろこし、鶏、海藻、魚粉だけです。その他は栄養添加物を使用しています。
タンパク質25%、脂肪13%と割とライトな成分表になっています。オーガニックを与えたいという方には選択肢のひとつになるのではと思います。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 75g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 45.38g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 11.14g | ||
粗灰分 | 未掲載 | ||
水分 | 未掲載 | ||
カルシウム | 3.53g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 未掲載 | 0.2g | 0.1g |
リン | 2.71g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 未掲載 | ||
オメガ3脂肪酸 | 未掲載 | ||
ナトリウム | 未掲載 | 0.5g | 0.5g |
公式サイトでは未掲載が多く、計算ができませんでした。イタリアのサイトも確認しましたが、若干日本とは数値に違いが見られました。
おすすめキャットフード
ニュートロ ワイルドレシピ Nutro WILD RECIPE
名称 | ニュートロ ワイルドレシピ チキン成猫用 |
内容量 | 400kg、1kg、2kg |
原産国 | アメリカ |
原材料 | チキン(肉)、チキンミール、エンドウタンパク、エンドウマメ、鶏脂*、タピオカ、ビートパルプ、ポテトタンパク、フィッシュミール、サーモンミール、アルファルファミール、タンパク加水分解物、亜麻仁、ユッカ抽出物、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)*ミックストコフェロールで保存 |
成分分析値 | タンパク質 40.0%以上、脂質 18.0%以上、粗繊維 4.0%以下、灰分 10.0%以下、水分 10.0%以下、ビタミンE 150IU/kg以上、タウリン 0.18%以上、マグネシウム 0.12%(標準)、オメガ3脂肪酸 0.3%以上、オメガ6脂肪酸 3.0%以上 |
代謝エネルギー | 約380kcal/100g |
私も以前普段使いしていたニュートロ ナチュラルチョイスでも穀物フリーレシピが販売されていますが、その別ラインとしてグレインフリーに特化したワイルドレシピが発売されました。
種類もキトン、アダルトチキン、アダルト白身魚、アダルトサーモン、シニアチキンと揃っていて非常に使いやすいシリーズとなっています。
ビートパルプの配合がある点はナチュラルチョイスの穀物フリーと同じようですね。
そのあたりは一貫していますしニュートロの考え方ではないかと思います。グレインフリーレシピの場合水溶性食物繊維が多くなりがちなので、不溶性食物繊維を足すことで軟便になるのを防ぐように持っていくレシピがあります。このビートパルプはそれに該当していると思います。
タンパク質は40%以上と非常にパワフルなレシピですね!
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 105.26g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 47.36g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 10.52g | ||
粗灰分 | 26.31g | ||
水分 | 26.31g | ||
カルシウム | 未掲載 | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.31g | 0.2g | 0.1g |
リン | 未掲載 | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 7.89g | ||
オメガ3脂肪酸 | 0.78g | ||
ナトリウム | 未掲載 | 0.5g | 0.5g |
栄養素量をもみるとタンパク質が100gを超え、脂肪は普通かやや高で、名前の通りワイルドなキャットフードです。オメガ3に対して6が多いかもしれませんが範囲内であると思います。
おすすめキャットフード
ユニチャーム オールウェル(AllWell)
名称 | ユニチャーム オールウェル フィッシュ |
内容量 | 200g、800g、1.6kg |
原産国 | 日本 |
原材料 | 穀類(トウモロコシ、パン粉、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス、乾燥鶏肉加工品粉末)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、煮干パウダー、かつお節、まぐろミール、かつおミール、白身魚ミール、乾燥シラス)、セルロースパウダー、動物性油脂、野菜類(ビートパルプ)、糖類(オリゴ糖)、ビール酵母、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス) |
成分分析値 | タンパク質 30.0%以上、脂質 9.0%以上、粗繊維 9.0%以下、粗灰分 7.0%以下、水分 10.0%以下 |
代謝エネルギー | 約340kcal/100g |
とてもユニークなドライフードが発売されました。
最近CMもたくさん流れていますね!
お腹で素早く崩れる機能をアピールしている新しい目線のキャットフードだと思います。
猫の食事の悩みのひとつに「吐き戻し」があります。猫が健康であれば猫本来の行動なので特に気にする必要はないのですが、ドライフードで胃を刺激されることで、溜まった毛などとは関係なく吐きやすい猫もいます。
そうした猫の場合にはこうした着眼点を持つキャットフードは合うのではないかと思います。
具体的にはどんな作用で吐き戻し防止をしているんですか?
食物繊維を配合しているようで、ここまでは従来のドライフードと同じですが、どうやら独自の配合技術(特許登録済み、世界初の技術)で、お腹の中でふやけやすく、崩れやすい仕組みになっているそうです。
特許の世界初の技術ですか!
このため、私にも明確なデーターがないので今後の評判が気になるところですが、もし吐き戻しに困っている飼い主がいたら、いい選択肢になるかと思います。
猫は特に換毛期なんかは吐き戻すのが当たり前だと思っていたので私は気にならないんですが、初めて飼育する飼い主さんなんかはびっくりしたり、気になりそうですよね。
知っていればなんてことはないのですが、家を汚されたくないといった事情もある方もいるかもしれません。私も帰ってきたら吐いていて踏んだことが何回もあります笑
オールウェルが提供されている写真から確認すると、崩れやすい分、水を含んで容器いっぱいになっているように見えますので、満腹感もあるかもしれませんね。
私の製造経験では、今までも食物繊維が多いもので崩れやすいものはありましたが、おそらく吐き戻し削減を意図的に狙って作ったものはなかったように思います。
原材料としては人の食べ物を考えて頂くとわかるのですが、お肉は溶けませんのでお肉が多いと崩れにくいフードになり、食物繊維が多いと崩れやすくふやける傾向にあります。これもそうした作用を利用しつつ、独自の配合技術を使われているようです。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 88.23g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 26.47g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 26.47g | ||
粗灰分 | 20.58g | ||
水分 | 29.41 | ||
カルシウム | 未掲載 | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 未掲載 | 0.2g | 0.1g |
リン | 未掲載 | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 未掲載 | ||
オメガ3脂肪酸 | 未掲載 | ||
ナトリウム | 未掲載 | 0.5g | 0.5g |
20g台ですので低脂肪の部類に入るかと思います。繊維に特徴がある製品であることもあり、他商品の繊維量が概ね10g台の中20g台となっており、2~3倍配合されていることがわかります。
ミネラルなどの表示がありませんので細部まではわかりませんが、低脂肪で繊維豊富となればヘルシーで刺激の少なそうなキャットフードのように見えますね。
おすすめキャットフード
サンライズ パーフェクトワン THE PERFECT ONE
名称 | サンライズ パーフェクトワン チキン&まぐろ入り |
内容量 | 500g |
原産国 | 日本 |
原材料 | トウモロコシ、グルテンミール、チキンミール、小麦粉、動物性油脂、植物性油脂、フィッシュエキス、亜麻仁、食物繊維、酵母、レナシアプラス(ケイ素食品剤)、チキンレバーパウダー、おからパウダー、まぐろ・かつお削りぶしパウダー、乳酸菌、アガリクス子実体滅菌末、クランベリー、セサミン、ミネラル類(Na、Cl、Ca、P、K、Zn、Fe、Cu、Co、Mn、I)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、K3、コリン、ニコチン酸、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、調味料、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブ抽出物) |
成分分析値 | たん白質 26.0%以上、脂質 13.0%以上、粗繊維4.0%以下、灰分9.0%以下、水分10.0%以下 |
代謝エネルギー | 約350kcal/100g |
これまた面白いキャットフードが出ています。最近日本は独自路線で開発している企業が多く、これらが定着するかはわかりませんが面白い取り組みであると思っています。
今回はサンライズから発売されている水素の力を使ったドライキャットフードです。
水素を使っているんですか!?
効果が見込める水素のサプリについて紹介しました。
まさにこの水素サプリ「レナトス」を販売している企業のグループ企業であるサンライズから発売されているものがパーフェクトワンです。
レナトスに含まれるレシアナプラスを配合しています。
キャットフードは毎日摂取するものですので、レシアナプラスの配合量は少なく抑えていると思いますが、その配合量が適切なのであれば他のキャットフードでは得られないなにかが得られるかもしれません。
なにか!笑 まだ不明瞭ではあるんですね。
そうですね、レシアナプラスには糖尿病や皮膚炎・アトピーが改善された実験結果が出ているようですので、愛猫の状態によってはそうした効果が見られるかもしれませんよ。
なんにしてもオリジナリティがあり、今までなかったアプローチですから私の注目のひとつです。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 74.28g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 37.14g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 11.42g | ||
粗灰分 | 25.71g | ||
水分 | 28.57g | ||
カルシウム | 未掲載 | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 未掲載 | 0.2g | 0.1g |
リン | 未掲載 | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 未掲載 | ||
オメガ3脂肪酸 | 未掲載 | ||
ナトリウム | 未掲載 | 0.5g | 0.5g |
掲載されている情報ではタンパク質は抑えめで、その他はとても平均的なレシピです。
おすすめキャットフード
ピュリナ プロプラン リブクリア
名称 | ピュリナ プロプラン リブクリア 成猫用 |
内容量 | 1.5g |
原産国 | オーストラリア |
原材料 | チキン、米、小麦、コーングルテン、鶏脂(オメガ6脂肪酸源)、魚油(オメガ3脂肪酸源)、乾燥卵、乳酸菌、たんぱく加水分解物、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、B12、コリン、C、ベータカロテン)、アミノ酸類(アルギニン、タウリン)、ピロリン酸Na、酸化防止剤(ミックストコフェロール) |
成分分析値 | たんぱく質 34%以上、脂質 15%以上、粗繊維 3%以下、灰分 8.5%以下、水分 9%以下 |
代謝エネルギー | 約370kcal/100g |
大手ピュリナからまた注目のキャットフードが発売されました。なんと猫アレルゲンを減らす、猫アレルギー対応食です。
猫ではなく人に向けた商品ということですか!?
その通りです。正に逆の発想ですね。
今はどうしても猫が好きで、猫アレルギーなのに猫と暮らしている人も多くなりました。こうした矛盾した苦しみを少しでも和らげ、愛猫との時間をもっと有意義に過ごすことができるアイテムとして非常に注目のキャットフードであると思っています。
でもキャットフードは食べ物なのに、どうやって猫アレルギーの対策をするんですか?猫の体の中からキレイにするとか、そういう迷信めいた話ですか…?
それが、なんと猫の唾液に含まれる猫アレルギーの原因物質を、このキャットフードを食べ続けることで中和し、猫アレルギー原因物質を減少することが出来たそうです。
これによって毛繕いなどで被毛やふけに猫アレルギー原因物質の付着する量が減り、猫アレルギーに効果があるということです。
これは従来とは視点が違う商品ですから、他の代替品がありません。本当に効果があれば、飼い主側がこれしかダメということになる可能性が出てくるという新しいアプローチですね。
給与開始から3週間で被毛とふけに付着している原因部室は約47%減少したということですから、軽い猫アレルギーの人にはかなり効果があるかもしれません。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 91.89g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 40.54g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 8.10g | ||
粗灰分 | 22.97g | ||
水分 | 24.32g | ||
カルシウム | 3.24g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.27g | 0.2g | 0.1g |
リン | 2.70g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 5.40g | ||
オメガ3脂肪酸 | 1.62g | ||
ナトリウム | 未掲載 | 0.5g | 0.5g |
米や小麦、コーングルテンを使用しているにもかかわらず、やや高タンパクなグレインフリーのような成分バランスと言えます。
高GI食材の使用も多いですので糖尿など血糖値上昇に注意が必要な場合は避けても良いキャットフードになるかもしれませんが、猫アレルギー対応食はまだこれしかないので人をとるか猫をとるか…私にはこれ以上は言えませんがそんな悩みも含んだ製品と言えそうです。
おすすめキャットフード
ジャガー キャットフード JAGUAR
名称 | ジャガー |
内容量 | 1.5kg |
原産国 | イギリス |
原材料 | 骨抜きチキン生肉・鴨生肉、乾燥チキン・乾燥鴨肉、生サーモン・生マス、ジャガイモ、卵、サツマイモ、エンドウ豆、チキンレバー、チキンオイル、チキングレイビー、タウリン、DL-メチオニン、アルファルファ、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、ミネラル類(アミノ酸水和物亜鉛キレート、アミノ酸水和物鉄キレート、アミノ酸水和物マンガンキレート、アミノ酸水和物第⼆銅キレート、ヨウ化カリウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンC)、クランベリー、アサイー、ブルーベリー、マルベリー、リンゴ、トマト、オレンジ、ナシ、ニンジン、ホウレンソウ、カリフラワー、マリーゴールド、海藻、朝鮮ニンジン、緑茶、ショウガ、プロバイオティクス、L-カルニチン |
成分分析値 | タンパク質 40.0%、脂質 20.0%、粗繊維 3.0%、灰分 9.0%、水分 7.0% |
代謝エネルギー | 約383.5kcal/100g |
ドッグフードをメインに販売しているエッセンシャルフーズ社が満を持して発売したキャットフードです。株式会社レティシアンが輸入しているもうひとつのキャットフードですね。
こちらは原材料のレベルの高さ、工場での製造過程、タンパク質が40%、脂質が20%、繊維質が3%。リンとカルシウムのバランスも1.58%:1.7%なので問題ありません。非常に丁寧に作られている印象です。
そしてメイン材料が、骨抜きチキン生肉・鴨肉、乾燥チキン・乾燥鴨肉、生サーモン・生マス、卵だけで原材料の80%を占めているところが非常にそそられます。
動物性タンパク質だけで80%は凄いですね!肉食にぴったり!
おすすめできる点にもなりますが、これほど肉類を使っているキャットフードは限られています。配合も最近はチキンならチキン、魚なら魚と分けられる傾向にありましたが、ジャガーでは肉、魚の両方からしっかりとたんぱく質を摂取できるようになっていて期待値が高まります。
ジャガーのキャットフードはこれだけよくて欠点はないんですか?
動物性タンパク質の配合量が多くてお腹が緩くなったり合わない猫もいる可能性があるかもしれません。
原材料に「豆」の表記がありこれが何を使用しているのかわからないのですが、パッケージの絵ではエンドウのようにみえます。エンドウは大豆のようにアレルゲンは含まないので、入っていても穀物を避けるといった意味での問題はありません。
エンドウならいいんですね!だから各社グレインフリーで豆が入っているものはエンドウを選んでいるんですね。
マグネシウム含有量が0.175%とやや高め。カルシウムと同量近く含まれているので特に男の子の尿路結石には注意が必要かもしれません。後は欠点ではありませんが、ドライフードの匂いが強めで、最初驚くかもしれません。
私の猫も2歳位の時に尿結石になって慌てました!ここまで考えられているのに、なんでマグネシウムが多くなっているんですか?
魚をメイン材料として使うと、魚には食べられる骨がありますからどうしてもカルシウムと共に増えてしまうんですね。フィッシュ系で魚の含有量が多いキャットフードは若干マグネシウムの値が高くなってしまいますが、通常の範囲内です。
もちろん魚が猫の体に悪いわけではありません。魚を食べたら尿路結石になるわけではありませんからね。
値段はカナガンよりも少し高くなるんですね。ロイヤルカナンやサイエンスダイエットと比べると1.5倍から2倍位な感じです。
ロイヤルカナンなど日本で売れているものから考えると量に対する金額が高く感じますが、肉類、特に原価の高い魚類の含有量が多かったり、多くの原材料を揃えていること、価格を抑えられる穀物が含まれていないことといった点を考えると多少高くなることは範囲内であるかなと思います。
高栄養製品は給与量が少なめなので、正しい量を与えることができれば見た目に感じる価格差よりは大きくないかと思いますよ。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
粗タンパク質 | 104.30g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 52.15g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 7.82g | ||
粗灰分 | 23.46g | ||
水分 | 18.25g | ||
カルシウム | 未掲載 | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 未掲載 | 0.2g | 0.1g |
リン | 未掲載 | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 未掲載 | ||
オメガ3脂肪酸 | 未掲載 | ||
ナトリウム | 未掲載 | 0.5g | 0.5g |
ジャガーの名前の通り高タンパク、やや高脂肪でワイルドなレシピです。
こうして見ていくとワイルドレシピもワイルドでしたし、名は体を表すはキャットフードにも適用されるのかもしれません。
おすすめキャットフード
カナガン
名称 | カナガン |
内容量 | 1.5kg |
原産国 | イギリス |
原材料 | 乾燥チキン35.5%、チキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、チキンオイル4.2%、乾燥卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2%、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニス、コロハ、ビタミン類(A、D3、E)、タウリン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン) |
成分分析値 | タンパク質 34%以上、脂質 16.7%以上、粗繊維 3.25%以下、灰分 10.7%以下、水分 8%以下 |
代謝エネルギー | 約405kcal/100g |
イギリスから輸入されているグレインフリーキャットフードのカナガンです。
探してみるとイギリスから輸入されているペットフードが多いですね。カナガンはネット販売で非常に売れていますし、検索で見る機会も多いかもしれません。
輸入代理店は株式会社レティシアンという輸入会社で、ペットフードの輸入も始め、今ではカナガン、シンプリー、ジャガーと3ブランドを輸入し、モグニャンというオリジナルブランドも展開しています。
輸入会社なら世界のいいものを探すのが上手そうですね!
実際に非常にいいものだと思いますよ。カナガンは米、麦、トウモロコシだけでなく、豆類も含まれていないグレインフリーキャットフードです。しかも乾燥チキン、骨抜きチキン生肉だけで60.5%も含まれており、たんぱく質含有量が37%と非常に高たんぱくにできています。
脂は鶏脂が使われています。サツマイモ、ジャガイモも含まれていますが、炭水化物は19.21%、繊維質は1.5%と少なめな配合です。気になる原材料は表記上は全てクリアしています。
ドライフードとして理想に近い配合ですね。製造工程も信頼できますか?
製造工場は私が直接お会いして話したこともあり、現地に伺って工場見学も行ってきたイギリスのリバプールにあるGAペットフード社です。
工場を直接見学して、担当の方と直接話していますし、安心感があります。保管している倉庫も確認しましたし、製造工程も見てきました。日本にいる時でもイギリスとSkype会議なんかもしています。原材料や製造工程、安全基準にも自信があるようでした。
そんなにおすすめなら良さそうですね!安全基準が高いというのも大きなポイントですよね。
特にイギリスの工場は安全基準が高く、中でもGAは非常にしっかりとした安全基準を定めています。アメリカの事故の話もあり、世界中でペットフードの安全に関して考えられるようになりました。
いくつかのロンドンのペットショップでmost popularを確認すると、カナガンは非常に人気があるという答えも確認してきました。
口コミではお腹が緩くなったなどの口コミも見られるかもしれません。これはあげすぎが原因のひとつだったり、単純に合っていないということも考えられます。また、日本のキャットフードとは匂いや原材料がかなり違うので、単に嫌いで食べない場合もあります。
カナガンを私の愛猫に与えたこともありますが、高タンパク質、低繊維でできていることもあり、便の匂いは強くなりました。そして穀物が含まれているロイヤルカナンやサイエンスダイエットと比べると、正しい給餌量の通りに与えると随分と少なく感じます。愛猫もその点が不満そうでしたが、グレインフリーは総じて同じ位の給餌量なので、グレインフリーのキャットフードを選ぶなら安心、安全なキャットフードのひとつと言えると思います。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 83.95g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 41.23g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 8.02g | ||
粗灰分 | 26.41g | ||
水分 | 19.75g | ||
カルシウム | 3.90g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 未掲載 | 0.2g | 0.1g |
リン | 2.71g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 7.38g | ||
オメガ3脂肪酸 | 2.02g | ||
ナトリウム | 未掲載 | 0.5g | 0.5g |
カナガンはパワフルなイメージがありましたが、以外と平均的なんですよね。味や匂いは全く違いますし、ミネラルバランスにも違いがありますが、基本的な部分はロニーと似た成分バランスです。
あくまで私の観点からですが、特殊な数値が少なく、若干高栄養に寄っていて好む猫が多そうなバランスだと思います。
おすすめキャットフード
シンプリー Symply
名称 | シンプリー |
内容量 | 1.5kg |
原産国 | イギリス |
原材料 | 骨抜き生サーモン(31%)、サツマイモ、乾燥ニシン(12%)、乾燥サーモン(11%)、ジャガイモ、サーモンオイル(8.1%)、乾燥白身魚(6.5%)、生マス(4.65%)、サーモンスープ(2.3%)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ |
成分分析値 | 粗タンパク質37%、脂質20%、粗繊維1.5%、粗灰分9.5%、水分7%、オメガ6脂肪酸1.33%、オメガ3脂肪酸3.89%、カルシウム1.89%、リン1.32%、カリウム0.60%、マグネシウム0.13%、ナトリウム0.80% |
代謝エネルギー | 約380kcal/100g |
追記:シンプリーキャットフードがカナガンブランドに統合され、カナガンサーモンとなりました。(2021年12月)
グレインフリーとしてリニューアルしたシンプリーですが、中身はカナガンのサーモンと全く同じレシピのようです。
以前のものと全く別物になり、しかし本家イギリスのサーモンはレシピがそのままだったのでおかしいなと思っていました。なので以前のものとは全く別物として案内していますが、成分、原材料上はおすすめできるキャットフードにはなりました。
カナガンのサーモンをシンプリーとして販売しているんですか?
イギリスでもシンプリーとカナガンは同じ会社が販売していますので、そのように販売しているのかもしれませんね。
日本ではグレインフリーの波がきていましたが、既にシンプリーを輸入している株式会社レティシアンとしては、既に販売していて認知度のあるシンプリーのまま、中身の新開発はせずに、カナガンのサーモンに変更したということかもしれません。
そしてパッケージ方法も変わったようですよ。以前のものはガスか空気か充満していて膨らんだ梱包だったのですが、新しいものは空気が抜けていてぴたっとした梱包になっています。
キャットフード自体がよくなったのならいい…ですかね?
中身は今までの米を使用していたレシピからグレインフリーになっています。
魚系のキャットフードでグレインフリーのものとしては高評価を得られる内容物だと思います。魚だけ(スープ含む)で73%も使用していながらもカルシウム1.89%、リン1.32%、マグネシウム0.13%とミネラルバランスが保てているのも高評価。魚系はどうしてもマグネシウムの値が高くなりがちです。
一点注意するとなれば、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の配合量バランスです。オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは10:1がいいとか、4:1がいいとか言われていますが、実際にはどのバランスがいいか明確化されていません。しかし圧倒的にオメガ3脂肪酸の方が多いというバランスは他にはなく、これがどのように作用するのかは私にはわかりません。
中身はカナガンのサーモンならいいものであるのは間違いなさそうですね。
因みに私の場合ですが、我が家の猫は食べませんでした。そしてかなり独特な匂いがします。海外の魚系フードはかなり匂いが強いものが多く、日本の穀物入りの匂いに慣れている人は驚くと思いますが、その中でも強烈な匂いがします。我が家の猫が食べなかったのはそのせいかなと思います。でもスペック上は悪いものではないといえます。
栄養素量プロファイル
成分 | 栄養素量/1000kcal | AAFCO2016 成長・妊娠期 | AAFCO2016 成猫期 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 97.36g | 75g | 65g |
粗脂肪 | 52.63g | 22.5g | 22.5g |
粗繊維 | 3.94g | ||
粗灰分 | 25g | ||
水分 | 18.42g | ||
カルシウム | 4.97g | 2.5g | 1.5g |
マグネシウム | 0.34g | 0.2g | 0.1g |
リン | 3.47g | 2.0g | 1.25g |
オメガ6脂肪酸 | 3.5g | ||
オメガ3脂肪酸 | 10.23g | ||
ナトリウム | 2.28g | 0.5g | 0.5g |
ミネラルが豊富ですね。ナトリウムも多めなので、魚らしさいっぱいのキャットフードと言えるのではないでしょうか。
最大の特徴はオメガ6脂肪酸よりもオメガ3脂肪酸の方が圧倒的に多いことです。これがどのように作用するかがわかりませんが、これほどの製品は珍しいのでひとつポイントと言えるかと思います。
まとめ
- 各社にいいところがある
- いいものの中から愛猫の好みを探してあげたい
- 海外製品のキャットフードは製造基準、原材料のクオリティが高い
実は他にも評判のいい紹介したいキャットフードがありますが、全てを紹介することはできないので、また機会があれば紹介していきたいと思います。世界は広く、見たことのないようなキャットフードも沢山あります。世界で売れているキャットフードの話もしようと思います。