猫の不安を解消するαカソゼピンとは?サプリやキャットフードで改善できる恐怖、嫌悪反応

サプリメントで猫の不安を解消できる

病気やケガでもないのに猫が過剰に触られるのを嫌がったり、怖がったりする行動は必ずしも性格によるものというばかりではありません。

スギさん
スギさん

そうなんですか!私の猫は幼い時から怖がりで今も変わっていません…

犬猫用のサプリは賛否、様々な意見がありますが、学術的な研究に基づいて開発されたサプリは効果があるという結果が出ていて、改善される可能性があるものもあります。

このように改善される可能性のある行動のひとつに、不安、嫌悪、恐怖などがあります。

猫の不安行動とは

  • 来客が大嫌い
  • 知らない人はもってのほか
  • 飼い主であっても抱っこや触られるのが嫌い
  • 毛玉を吐く回数が多い
  • 暗く狭いところにいて出てこない
  • 尿スプレーをする
  • 粗相をする
  • そわそわ落ち着きがない
  • 極端に怖がり
スギさん
スギさん

うちの猫は全てに当てはまるかも…

αカソゼピン(α-S1 トリプシン カゼイン)

不安解消のために効果があるとしか結果が出ている成分にαカソゼピンがあります。

Beataさん達によってαカソゼピンで効果があったことを示しています。

出典:Journal of Veterinary Behavior: Clinical Applications and Research

αカソゼピンは酵素であるトリプシンが、α-S1カゼインを加水分解したときにできるデカペプチド(タンパク質)です。このαカソゼピンが持つ抗不安作用により、猫の不安や嫌悪、恐怖反応を解消できる効果が認められました。

ただ攻撃行動については効果は認められていません。

この効果は猫だけでなく犬でも効果が確認されていて、犬の場合に使われるモノアミン酸化酵素β阻害薬と同等の効果を示したとされています。

牛乳に含まれているα-S1 カゼイン

αカソゼピンができるα-S1カゼインはなんと牛乳に含まれている成分です。

スギさん
スギさん

でも猫は乳糖不耐症の場合がありますよね。

乳糖不耐症の猫が牛乳を飲むと下痢を引き起こします。そして牛乳アレルギーの子も注意が必要です。

乳糖不耐症でも牛乳アレルギーではない場合でも、牛乳を与えることは少ないと思いますので、αカソゼピンが含まれたサプリメントかキャットフードを使用します。

α-S1カゼインが含まれている製品

ジルケーン

created by Rinker
ベトキノール
¥2,927 (2022/11/30 18:21:23時点 Amazon調べ-詳細)

最も有名な犬猫用サプリです。

不安に対して処方されるサプリで自分でも買うことができます。30粒3,870円程度ですので、1粒129円位です。

給与量目安
体重規格1日の給与量目安
~3kgジルケーン75mg1カプセル
5kg~10kgジルケーン75mg2カプセル
10kg~15kgジルケーン225mg1カプセル
15kg~30kgジルケーン225mg2カプセル

ロイヤルカナン プロ ショーパフォーマンス ビューティーキャット

プロキャットとしてショーなど緊張を強いられる環境に配慮して加水分解ミルクプロテインとトリプトファンを配合しています。

ロイヤルカナン ユリナリーS/O+CLT ドライ

created by Rinker
ロイヤルカナン
¥4,322 (2022/11/30 18:21:24時点 Amazon調べ-詳細)

尿ケア用のキャットフードですが、膀胱炎はストレスからくる可能性もあり、これに対処するために加水分解ミルクプロテインとトリプトファンを配合しています。

サイエンスダイエット C/Dマルチケアコンフォート

created by Rinker
プリスクリプションダイエット
¥6,562 (2022/12/01 11:27:12時点 Amazon調べ-詳細)

こちらも尿ケア用で加水分解ミルクプロテインとトリプトファンを配合しています。

まとめ

  • 猫の不安行動はサプリで解消できる場合がある
  • αカソゼピンの抗不安作用が効果あり
  • αカソゼピンはα-S1 カゼインがトリプトファンで分解された時にできるペプチド
  • α-S1 カゼインは牛乳に含まれている
スギさん
スギさん

猫の不安行動は性格によるものと決めつけず、必要な成分の摂取で改善される可能性があります。猫にとってストレスとなっているようだったらこうしたキャットフードやサプリを試してみるのもひとつの選択肢となりそうです。

関連記事

LESSON レッスン

LESSON キャットフードについて LESSON ドッグフードについて

自分で作りたい方はこちら

ペットレシピ.jp

最近の記事

  1. キャットフードのアラキドン酸について。皮膚被毛、腎機能と関連し、特にシニアは摂取推奨の必須脂肪酸

  2. ペットフードのアルギニンとは?癌の成長を妨げる、アンモニアを尿素に変換、血管拡張などの働きがある

  3. ペットフードのヒスチジンとは?神経伝達物質などの前駆体となる必要不可欠なアミノ酸

スギさん

新婚さんで妊娠中。子どもができたことをきっかけに家族の健康について考え、10歳を超えた愛犬愛猫の健康も考えるようになった。現在犬猫の食事について勉強中!

エノおじさん

10匹以上の猫を飼っているお酒が好きな元気なおじさん。大量のキャットフードを購入することもあり、安価でありながら安全なキャットフードを探している。
TOP